2021/07/26
「3つの美術館と多治見焼きそば 名古屋めし 1日目」
大阪から休憩を挟み、3時間で岐阜県多治見市へ。
市内では由緒ある窯元や著名な陶芸家が活動中。
笠原を中心とする美濃焼タイルは国内トップシェアを誇ります。
笠原町は色とりどりのモザイクタイルで飾られた町中になっています。
「モザイクタイルミュージアム」
https://www.mosaictile-museum.jp/
はクレヨンしんちゃんの横顔?スヌーピー??のようなメルヘンチックな建物の外観、中も洞穴のようになっています。
予約しておいたタイルを使った小物作りの体験をしました。
色んな形や色をしたタイルを選び、相方は小物ハンガー、私はコースターを2枚作りました。
作品のボンドが乾く間に展示物の見学をしました。
台座の上や壁面にちりばめられているのは、各地から収集されてきたモザイクタイル画の壁面、銭湯の絵タイル、洗面や風呂など。
昭和時代には日常風景の中に溶け込んでいたようなタイル製品が、非日常の空間を作り出していました。
「多治見市 美濃焼ミュージアム」
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/
青々とした竹が茂る落ち着きと静寂さを併せ持つ中庭を中心に、回廊に沿って5室の展示室を設けられていました。
茶室では、美濃を代表する作家「水野健二氏」の茶碗で抹茶と菓子をいただきました。
館長が美濃焼の歴史と魅力を分かりやすく解説してくださいました。
桃山時代に焼かれた黒織部茶碗を直接手に取って鑑賞できました。
その価値なんと、一億円!!!
過剰なまでに歪みを呈する一碗、漆黒の肌を纏った沓形の器でした。
企画展「世界の巨人に挑んだ器たち 西浦焼」も開催されていて、西浦焼をはじめ、ルックウッドやロイヤルコペンハーゲン等、そのほとんどが中部電力社長の母のコレクションでした。
展示物見学後は、ワークショップ「器をつくる」球技のボールを型にして、使える器をつくりました。
美濃焼千三百年の流れや、人間国宝をはじめ美濃を代表する陶芸作家の作品の魅力ををたっぷりと味わうことができました。
明治初期から昭和初期にかけて建てられた商家や蔵が残る「本町オリベストリート」を探索。
地元に愛されているB級グルメ「たじみそ焼きそば」を求め「わが家」さんへ。
熱々の鉄板に盛られた地元の製麺所に特注した麺に目玉焼きを2つトッピング。
自家製台湾ミンチで辛さとコクを加え、パンチのある味に仕上がっていました。
2日目は名古屋に向かいます(^-^)
(続く)